株式会社滝の湯ホテル|山口敦史
パリッ子に「日本でどこへ行きたい?」と聞くと、ほぼ100%が東京と京都に行きたいと言う。「じゃあ3番目は?」と聞いた時、「う〜ん、山形かなぁ」と言われるふるさとを私は作りたい。その為には、山形ブランドの確立と受入態勢の強化、そしてパリッ子が好む情報発信が必須だ。山形の魅力をブラッシュアップして、100年後も変わらない価値を築き、さらに付加価値を付けていくことが必要。
例えば樹氷や出羽三山、さくらんぼなどは、それぞれが固有の魅力を持ち、他の追従を許さない。そこに Try and Error で高付加価値をつけていく。また、観光地や道路標識などの多言語化はもとより、会話能力の向上、Wi-Fi、交通の整備など、受入態勢の強化を働きかけていきたい。
そして一番重要なのは、それらをどのように発信していくか。受信者が魅力を感じなければ、どんなに素晴らしい情報でも全く価値がない。相手の立場に立って、山形の魅力を発信する。それこそがまさに「おもてなし」の発信である。
2015.11.05:[リーダーズ]
相手の立場に立って、山形の魅力を発信する。
設立:1911年
所在地:天童市鎌田本町
営業品目:温泉旅館
http://www.takinoyu.com
株式会社滝の湯ホテル
代表取締役専務 山口敦史